湖西市商工会青年部主催の金融セミナーに参加してきました。
講師は坂本&パートナーの山尾秀則税理士です。
「中小企業金融円滑化法案」の期限の延長について概要を説明いただいた後、
今後の中小企業政策と「中小会計要領」を講義してくださいました。
金融円滑化法は延期されたから一安心ではなく、
金融庁から金融機関へ「監督指針」が示されていたことを知りました。
今後、経営者は金融機関から一層経営者としての心構え・態度が求められるとのことです。
今後の中小企業政策では、求められる中小企業像は自立的な中小企業であり、
そのためには戦略的経営力を強化する必要があとのことでした。。
戦略的経営力として強化すべき点として4つ挙げられていました。
1.経営者自らが自社の財務状況を把握し行動していく力
2.金融機関とコミュニケーションを図り資金調達力を確保すること
3.成長のための知恵・知識・ノウハウ
4.技術力と人材
今回のセミナーで講師の方が何度も強調されていたのは「自立的」な中小企業という点です。
中小企業診断士としては、中小企業者様が困っている点を解決する事もさることながら、
自立に向けた成長を促すという点も重要だと再認識させていただきました。
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