今日は11月にもかかわらず、のどかで暖かなとても良い小春日和でした。
午前中に、昔大変お世話になった方の葬儀に参列してきました。
こんなのどかな小春日和の日の葬儀は、より一層寂しさに誘われるものです。
昨日のお通夜には、抜け出せない会議があって欠席してしまいました。
駆けつけていれば、かつて一緒に仕事をした人たちと会えたと思うと残念です。
今日はご親族や年配の参列者が多い中、若造一人ポツンと参列しました。
葬儀の間、故人との来し方を一人思い出していました。
故人には様々なご指導を頂いたり色々と励まして下さったりしました。
当時、お店によく来る子がいて、
「あの子はとてもいい子だよ」と故人がおっしゃったので、
「僕もいい子だと思ってました」
「気が合いますね」と笑いあったのもいい思い出です。
葬儀の最後に喪主である奥様の挨拶の他に、
奥様から故人への「パパへ」と題するお手紙が読まれました(代読)。
奥様から故人への愛情あふれる内容が参列者の涙を誘っていました。
故人は良き企業人であったと共に、良き家庭人、良きパパであったことが偲ばれた次第。
奥様からは、故人が余命宣告を受けた後ご連絡をいただいていました。
僕が会社を退職して独立してしまったため、住所録の「友達」欄にカテゴリー分けされていた為です。
本来なら「会社関係」欄にカテゴライズされていたでしょう。
親子ほども年の離れた故人の住所録に「友達」としてカテゴライズされていたことに心和む感じを覚えました。
さっそくお見舞いに行かせていただき、
短い間でしたが昔話に花を咲かせることができた事は貴重な時間でした。
また、改めてかつてご指導いただいた事の御礼を申し上げる機会を持てたことは
何物にも勝るひと時でした。
今回の出来事を考えると、旧友、元同僚といった人たちと
最後のひと時を持てることは幸せなことではないかと思えました。
僕は若い事もあり理想はピンピンコロリですが、
従容として死に就く時間を持てることは残される者にとっても有り難い事ではないかと思えました。
幸い僕は両親が健在ですから、意向を尋ねておいた方が良いかもしれませんね。
故人は読売巨人軍が大好きでしたから、今シーズンの躍進を見届けられたのが幸いだったと思います。
ジャイアンツ、来年は日本一を頼むよ!!!
今日はこれから商工会青年部若手後継者育成事業合同公演会に参加してきます。
今後も研鑽を積んで故人に恥じないよう励んでいきたいと思います。
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