マラカナンスタジアムでリオ五輪のグループステージ組合わせ抽選会が行われた。
サッカー日本代表はグループBと決まった。
スウェーデン、コロンビア、ナイジェリアと同組だ。
B組を一瞥して死の組に入ったと思った。
しかし、他の組を見回してみるとそうでもない。
グループAにはブラジル、南アフリカ、イラク、デンマークが入っている。
イラクの替わりに日本が入ってもブラジル、デンマークと強豪が揃っている。
グループCにはフィジー、韓国、メキシコ、ドイツが入った。
ここも韓国の替わりに日本が入ってもメキシコ、ドイツといった国と同組だ。
そしてグループDにはホンジュラス、アルジェリア、ポルトガル、アルゼンチンだ。
ホンジュラスの替わりにD組に入ってもポルトガル、アルゼンチンと同組で死の組だ。
アジア予選でもオリンピック出場枠は3と、ワールドカップ出場枠の4.5と比べても厳しい。
そうした厳しい予選をくぐり抜けてきた国々がオリンピックで争うわけだから、
死の組ばかりになるのは仕方ない。
リオデジャネイロオリンピックをU-23の育成のための大会と捉えれば、
これほど理想的な組み合わせはない。
ヨーロッパ強豪のスウェーデン、南米の強豪コロンビア、アフリカの古豪ナイジェリアと
腕試しをするにはもってこいの相手だ。
リオ五輪代表には同世代同士と切磋琢磨しあうことで飛躍的成長を遂げてきてほしい。
同組の代表に有力選手がいないかと少し検索してみた。
スウェーデンでは、センターハーフに守備力のあるマルメ所属のオスカル・レヴィツキ、
長身フォワードでセルタ所属のヨン・グイデッティらが楽しみな選手のようだ。
ナイジェリアにはマンチェスターシティ所属のケレチ・イヘアナチョと言う選手がいるらしい。
チャンピオンズリーグ出場経験もあり侮れない選手だろう。
ここに、スウェーデンでイブラヒモヴィッチ、コロンビアでハメス・ロドリゲスが
オーバーエイジで入ってきたら非常に楽しみな対戦になる。
イブラヒモビッチはワールドカップ等の国際大会に恵まれず、
スウェーデン代表のタイトルが欲しいだろうから出場表明を楽しみに待ちたい。
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