最近の週末の楽しみはEURO2016の地上波放送観賞となっている。
WOWOWも入ればいいのだが他に見ないしね。
ただ、WOWOWホームページを表示し、フォーメーションをチェックしながら観戦すると有力選手を掴みやすく、
攻撃パターン等も分かりやすくなるのでお薦めです。
本日の試合はもっかFIFAランキング2位のタレント軍団ベルギーと、久しぶりの国際大会出場となったウェールズの試合である。
両チームとも守って速攻、特にショートカウンターを得意とするチームとの解説だった。
ベルギーはタレント軍団のためポゼッションサッカーだと思い込んでいた。
両チームともショートカウンターのため、ベルギーがボールを保持する時はアザール、デ・ブルイネが潰され、
ウェールズがボールを保持した時はアレン、ラムジーが潰される戦術は同じだった。
先制点はベルギー、ナインゴランが決めた。
スリーバックでゴール前を固められたらミドルを打て、とのサッカーのセオリー通りのゴールで、
教科書に載せたいぐらいのファインゴールであった。
あれだけゴール前を固めたら中盤は空くよね。
思わずコンフェデレーションズカップ2005のブラジル戦、中村俊輔のミドルを思い出したよ。
その後、ウェールズの攻勢が続き惜しいシュートも多く見られた。
ベルギーのGKクルトアがファインセーブした時、
ウェールズサポーターの子供がファ○クと言ってしまう場面が大写しになった時は笑ったよ。
ウェールズの攻勢が続く中、ついにアシュリー・ウィリアムズがゴールを決める。
前試合終盤左手が動いてなかったにも係わらず出場してきたところにキャプテンシーを感じる。
後半立ち上がり、ベルギーが攻勢をかけチャンスシーンが続く。
こうした時に限って、というよりこういう時だからこそ
攻め続けられているウェールズの一発カウンターが決まり得点するところがサッカーの面白いところだ。
強いチームが先制されると試合は面白くなる。
強く面白いチームが攻めまくり、弱いチームが必死で守る姿が観るものをワクワクさせる。
今回は弱いチームであるウェールズが守りきり、さらに一発カウンターを決める事で試合を決める展開となった。
ベルギーの敗因はディフェンスの2枚看板であるコンパニーとフェルメーレンが出場できなかった事に尽きる。
やはり強いチームの肝は屈強で優秀なツーセンターバックの存在となる。
準決勝、ウェールズは元々カウンターのチームである中、司令塔のラムジーが累積警告により出場停止となる事が痛すぎる。
準決勝の停戦相手はポルトガルである。
これでクリスチアーノ・ロナウドの初戴冠に道が開けたか。
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