ネタバレしかありません。
映画「ラストレター」観てきました。
むちゃくちゃピュアなストーリーを期待して観に行きましたが、一部分結構ドロドロな印象を持ちました。
映画「ラストレター」を観た後は素敵な夕焼けが広がっているかと思いましたが、映画の印象同様曇天の空が広がっていました。
また岩井俊二の映画を観たいからこの映画も売れてほしいが、僕が観に行った映画館ではイマイチのようだった。
公開2週間足らずでしたが興行収入は、1位:劇場版 メイドインアビス 深き魂の黎明、2位:カイジ ファイナルゲーム、3位:パラサイト 半地下の家族、そして4位でやっと「ラストレター」でした。
期待したストーリー展開ではなかったからかな。
広瀬すずを自殺させちゃいかんよ。
映画の予告編で予想されるような青春の淡い恋心のストーリー展開であれば、もっと入場者数も伸びたと思う。
もう豊川悦司が最悪だった。なんであんなんと優等生が駆け落ちしちゃうかなぁ。
それでDV振るわれて精神病んで、挙句の果ては自殺とか後味悪すぎる!
「未咲」という小説も豊悦が書かせたとか言っちゃってクソ過ぎる。
絶対そうではない。この世にあふれるモチーフを福山雅治の才能と努力が小説に昇華させたものです!
ああやって何でも自分の手柄にする奴っているよな。
一生努力もせずスラムでくすぶってればいいんだよ。
予告編の「あなたが結婚してくれてたらな」も、独身でいてほしくなかったの意味と思っていたら、あなたが姉と結婚してくれてたらな、の意味と知って驚きました。
また、大学へ進学して福山雅治と広瀬すずが付き合ったという事実にも驚き、思わずエッと小さく声を上げてしまった。
広瀬すずが答辞を書くのを神木に手伝ってもらって急接近した設定だね。
ホント、初恋の記憶、美しさ、はかなさだけを描いてほしかったよ。
なんの味気もない映画でただの広瀬すずと森七菜のプロモーションビデオに過ぎない、と批判されてもいいから初恋の記憶だけを描いてほしかった。
奥菜恵を一躍有名にした「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 」のような感じで良かったのに。
だから、そうした部分を描いた部分は秀逸だった。
その意味で舞台を杜の都仙台に選んだのは正解だったと思う。
仙台城から仙台市街を臨む。
映画の中にもここから眺めることができる住宅街の様な風景を認める事ができました。
山際のきれいな川の流れも仙台城の下の川のような気がしました。
その仙台城も観光に行くまでは仙台市の真ん中にある平城だと思っていましたが、行ってびっくり堅固な山城でした。
仙台駅からタクシーで仙台城を登っていく時に抱いた印象は、この城は落とせない!でした。
さすが伊達政宗、徳川家康と相対する気概を城を訪れてみて満々と感じました。
仙台城にて伊達政宗像と。
仙台城を旅行した際に、日本三景の一つ松島を臨むことができる旅館に泊まりました。
松島湾の朝焼けを観ながら飲むビールは最高でした。
仙台ロケであれば松島も、とも思いますが青春と松島は相いれませんかね。
松島を訪れる途中では、いまだ東日本大震災の爪痕を感じる事がありました。
仙台市から松島海岸へ行く途中のタクシーからの車窓。
広瀬すずも自殺ではなく、東日本大震災で亡くなったストーリーであれば胸糞の悪さも残らなかったと思います。
それはそれで悲しみが残ってしまいますが。
もう一回撮り直してくれないかな、ラストレター。
森七菜のプロモーションビデオ風でいいから。
広瀬すずに一目惚れした神木に片思いする森七菜が、泣きながら思い切ってラブレター渡すシーン最高です。
長ったらしい文章でなくただ「センパイのことが好きです」、とか最高過ぎる。
もう一回撮り直してほしい。
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